マクロミルの筆頭株主トライヴィスタ、ＴＯＢへの応募見合わせ

　１月２１日、マクロミルの筆頭株主、トライヴィスタ・キャピタルは、投資ファンドのＣＶＣキャピタル・パートナーズによるマクロミルの株式公開買い付け（ＴＯＢ）への応募を見送る方針を発表した。写真は都内にある東京証券取引所。２０２０年１０月撮影（２０２５　ロイター／Issei Kato）

Ritsuko Shimizu

［東京　２１日　ロイター］ - マクロミルの筆頭株主、トライヴィスタ・キャピタルは２１日、投資ファンドのＣＶＣキャピタル・パートナーズによるマクロミルの株式公開買い付け（ＴＯＢ）への応募を見送る方針を発表した。トライヴィスタはマクロミル株式の１７．６％を保有している。

トライヴィスタは、価格引き上げ後のＴＯＢ価格１２５０円が「依然としてマクロミルの本源的価値を下回るものであり、マクロミルの株主共同の利益に資さないもの」と評価。その上で「今後、マクロミルの株主共同の利益に資するあらゆる選択肢を検討していく方針」としている。