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グローバル投資家、出遅れ欧州株に資金流入=BofA調査

ロイター / 2025年1月21日 20時18分

BofAグローバル・リサーチが21日発表した1月のファンドマネジャー調査によると、欧州株への配分比率が過去25年で2番目の高水準となった。フランクフルトの証券取引所で1月撮影。(2025 ロイター)

[ミラノ 21日 ロイター] - BofAグローバル・リサーチが21日発表した1月のファンドマネジャー調査によると、欧州株への配分比率が過去25年で2番目の高水準となった。これまで出遅れていた欧州株に投資する動きが広がっている。

BofAは「欧州を再び偉大に」と題したレポートで、投資家の資産配分は依然として「リスクオン」であり、ドルと米株式には強気だが、それ以外には弱気だと指摘した。

資金が最も集中しているのは、米株式市場の超大型7銘柄(マグニフィセント・セブン)のロングで53%、次いでドルのロングが27%、暗号資産(仮想通貨)のロングが13%だった。

投資家は小型株から大型株にシフトしており、バリュー株がグロース株を上回ると考える投資家は非常に少ないとしている。

一方、債券への配分は2022年10月以降で最も大幅なアンダーウエートとなった。キャッシュの割合は3.9%と低水準にとどまっている。

BofAは、債券利回りが無秩序に上昇することが、2025年における最も悲観的なシナリオとして投資家に認識されているとした。

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