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トルコは新型コロナとの戦いで若干後退、規則順守で克服目指す=大統領

ロイター / 2020年6月22日 11時55分

 6月22日、トルコのエルドアン大統領(写真)は20日、同国は新型コロナウイルスとの戦いにおいて若干後退しているが、衛生、マスクの着用、社会的距離(ソーシャルディスタンス)に焦点を合わせていけば、国民の保護と今年下半期の景気回復につながると主張した。写真はモスクワで3月代表撮影(2020年 ロイター)

[イスタンブール 20日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は20日、同国は新型コロナウイルスとの戦いにおいて若干後退しているが、衛生、マスクの着用、社会的距離(ソーシャルディスタンス)に焦点を合わせていけば、国民の保護と今年下半期の景気回復につながると主張した。

政府は今月、レストランとカフェを再開するとともに、週末の自宅滞在指示と大半の都市間移動禁止を解除した。だが6月1日以降、1日の感染者数がそれまでのほぼ2倍の1600人に増加しており、流行再燃に対する懸念が浮上している。

大統領はテレビ放映された演説で、「最近の感染者数の動向は、新型コロナとの戦いにおいてわれわれが後退していることを示している」と指摘。「しかし、清掃、マスク、社会的距離などの規則を守ることにより、感染拡大を政策課題から除外することを目指している」と述べた。

多数の人々が通りや公園、ショッピングモール、保養地などに出掛けていることを受け、18日には主要都市でマスク着用が義務化された。

19日に確認された感染者数は1200人超に減少。累計は18万5000人超で世界13位となっている。

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