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中印軍、係争地で2回目の協議 インドで中国製品ボイコットも

ロイター / 2020年6月23日 0時11分

6月22日、インドと中国の軍司令官は、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。写真は17日、ラダック地方へと向かう道路を警備するインド兵(2020年 ロイター/Danish Ismail)

[ニューデリー 22日 ロイター] - インドと中国の軍司令官は22日、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。

インド政府筋によると、協議は両国を隔てる実効支配線の中国側で行われた。両国軍は下級司令官による1回目の協議を18日に実施している。

別のインド政府筋によると、この日の協議は数時間に及び、インド側は中国軍を4月時点の地点に撤退させるよう要求。中国側はこれまでの協議で、中国が領有権を主張する地域での建設を停止するようインドに求めていた。

両国とも衝突を互いに非難しているが、これ以上の緊張拡大は避けたい意向だ。中国は衝突による犠牲者数を明らかにしていないが、インド当局は中国側の約40人が死亡したとしている。

インドでは、衝突でインド側に死者が出たことに市民の怒りが噴出。政府に厳しい対応を求める声が出ているほか、中国製品のボイコットを呼び掛ける動きも広がっており、ニューデリーの市場では中国製品を燃やす抗議活動が行われた。

中国共産党機関紙・人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」の胡錫進・編集長はツイッターに「インドのナショナリストは冷静になる必要がある」と投稿。「中国のGDP(国内総生産)はインドの5倍、軍事予算は3倍だ」と述べた。

*内容を追加しました。

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