訂正:中国当局、アントの上海IPO承認 香港と世界最大の重複上場へ

ロイター / 2020年10月22日 12時50分

中国証券監督管理委員会(CSRC)は21日、中国の電子商取引大手アリババ・グループ傘下の金融会社アント・グループによる上海の中国版ナスダック「科創板」への新規株式公開(IPO)を承認したと発表した。写真は同社傘下のアリペイ上海オフィス。9月撮影(2020年 ロイター/Aly Song)

[北京/香港 21日 ロイター] - 中国証券監督管理委員会(CSRC)は21日、中国の電子商取引大手アリババ・グループ 傘下の金融会社アント・グループ[IPO-ANTG.HK]による上海の中国版ナスダック「科創板(スター・マーケット)」への新規株式公開(IPO)を承認したと発表した。

中国最大のモバイル決済会社であるアントは7月、香港証券取引所と科創板の両方でIPOを行う手続開始。ロイターは19日、アントが香港証券取引所からIPOの承認を得たと報じた。[nL3N2ER2X6][nL4N2HA3FW]

同時上場は数週間以内に実現する見込みで、規模は約350億ドル。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコによる昨年12月のIPOの294億ドルを上回り、世界で過去最大となる可能性がある。

アントは23日、上海IPOに向けて1株当たりの仮条件を設定し、26日(訂正)に公開価格を決定する。香港市場と上海市場で株式を均等分配し、各取引所で最大16億7000万株を売り出す計画。

調達資金は、デジタルエコノミー事業支援と研究開発の強化などに充てられる予定。

目論見書によると、アントの1─9月期営業利益は前年同期比42.6%増の1182億元(177億8000万ドル)。粗利益は74.3%増の695億元だった。

関係筋によると、香港市場では11月3日の米大統領選の数日後に取引を開始する可能性が高いという。

*4段落目の公開価格決定日を「27日」から「26日」に訂正します。

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