ベネズエラ首都住民の約75%が昨年より食事量減、コロナ禍が影響
ロイター / 2020年10月22日 12時40分
ベネズエラの首都カラカス住民の約75%が、2019年12月時点よりも口にしている食料が少なくなっているとの調査が公表された。カラカスで2018年9月撮影(2020年 ロイター/Marco Bello)
[カラカス 21日 ロイター] - ベネズエラの首都カラカス住民の約75%が、2019年12月時点よりも口にしている食料が少なくなっているとの調査が公表された。
調査は、野党議員らが21日に発表。新型コロナウイルス感染拡大で従来からの飢餓問題が助長されていることが示された。
マドゥロ政権は3月、厳しい隔離政策を実施し、大半の企業が閉鎖された。現在は、隔週で一部の経済活動を認めている。
調査を主導した野党・正義第1党(PJ)のホセ・グエラ議員はバーチャル記者会見で、「(政府による)包括的な政策が欠如しているため、ベネズエラでは新型コロナ感染と規制の影響が他国よりはるかに深刻だ」と指摘した。
調査では、回答者の73.9%が牛肉と鶏肉の消費を減らしている一方、82.3%が家族の食料を購入できるだけの所得がないと回答した。
レオナルド・レグナウルト議員は「政府があらゆる問題を回避しようとしている首都でこの状態なら、ほかの地域はどうなのか」と述べた。
同議員によると、調査は10月12─14日、首都地域の住民950人に電話で実施。誤差は5%。
情報省のコメントは得られていない。
この記事に関連するニュース
-
英地方選で与党・保守党が450議席以上失う大敗喫す 野党党首、早期の解散総選挙を要求
産経ニュース / 2024年5月5日 13時46分
-
アングル:1ドルショップに光と陰、犯罪化回避へ米で規制相次ぐ
ロイター / 2024年5月3日 8時2分
-
「両親や祖父母が議員だった世襲議員は豊かな環境で育ったため、私たちの生活に思いを馳せることはできません」共同親権、インボイス制度…国民の反対を押し切り続ける岸田内閣がもたらす「恐ろしい未来」
集英社オンライン / 2024年4月27日 8時0分
-
中国メディアが報じた住民所得と消費マインドの変化
Record China / 2024年4月22日 19時30分
-
[社説]県議選まで2カ月 県民目線の政策論争を
沖縄タイムス+プラス / 2024年4月17日 5時0分
ランキング
-
1バイデン政権、米国製弾薬のイスラエル輸送を停止か…ハマスとの戦闘開始後で初
読売新聞 / 2024年5月6日 17時10分
-
2プーチン氏、戦術核演習を指示=「西側への対抗措置」
時事通信 / 2024年5月6日 19時13分
-
3ラファ東部から「10万人退避させている」 イスラエル軍
AFPBB News / 2024年5月6日 16時28分
-
4仏中首脳が会談=ウクライナ、貿易摩擦で溝
時事通信 / 2024年5月6日 23時52分
-
5ロシア、ゼレンスキー大統領を指名手配
ロイター / 2024年5月6日 14時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください