米加州テーマパーク、早期再開に向け法的措置も辞さず＝業界幹部

米カリフォルニア州のテーマパークの業界団体は２１日、早期の営業再開に向けて法的措置を含むあらゆる選択肢を模索する考えを明らかにした。同州アナハイムで３月撮影（２０２０年　ロイター/Mike Blake）

［ロサンゼルス　２１日　ロイター］ - 米カリフォルニア州のテーマパークの業界団体は２１日、早期の営業再開に向けて法的措置を含むあらゆる選択肢を模索する考えを明らかにした。

カリフォルニア州のガリー州厚生長官は２１日、１万５０００人以上の収容能力を持つテーマパークは郡の新型コロナウイルス感染のリスクが最低水準に低下するまで再開できないとする新たな指針を公表した。

業界団体幹部のエリン・ゲレーロ氏は記者会見で「われわれの第１の目標は責任をもって営業を再開することだ」と強調した。法的措置を検討しているかとの質問に対し「現時点ではあらゆる選択肢があり得る」と述べた。

会見にはディズニーランド、ユニバーサル・スタジオ、レゴランド、ナッツベリーファームの代表が参加した。これらのテーマパークはいずれも３月中旬から閉鎖されている。

ユニバーサル・スタジオのカレン・アーウィン社長は新指針について、２０２１年のかなり先まで再開できなくなる公算が大きいとの見方を示した。