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米ベーカー・ヒューズ、第3四半期は3期連続の赤字 需要低迷続く

ロイター / 2020年10月22日 14時1分

 10月21日、米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが発表した第3・四半期決算は、3四半期連続の赤字となった。写真はノースダコタ州 で2016年4月撮影(2020年 ロイター/Andrew Cullen)

[21日 ロイター] - 米石油サービス大手ベーカー・ヒューズ が21日発表した第3・四半期決算は、3四半期連続の赤字となった。同社は、新型コロナウイルス感染拡大を受けたコモディティー価格の下落が引き続き石油設備やサービス需要を圧迫する可能性があるとの見通しを示した。

ロレンゾ・シモネリ最高経営責任者(CEO)兼会長は「上期に大きく混乱した石油市場はある程度安定したが、需要回復ペースは横ばいになりつつあり、生産能力は依然過剰で今後の大幅変動につながる可能性がある」との見方を示した。

同社は7月に原油価格の長期的な変動に備えて一段のコスト削減を行うと発表。シモネリ氏は、事業を適切な規模にし、年末までに7億ドルのコストを削減する目標に向け順調に進んでいると説明した。

決算発表を受けて株価は上昇し、21日は約3%高で取引を終えた。

チューダー・ピッカリング・ホルトのアナリストは、リストラやコスト削減の取り組みが明らかに成果を上げていると指摘した。

第3・四半期の純損失は1億7000万ドル(1株当たり0.25ドル)。前年同期は5700万ドル(同0.11ドル)の黒字だった。

調整後の1株当たり利益は0.04ドルで、リフィニティブがまとめたアナリスト予想と一致した。

売上高は14%減の50億5000万ドル。ただ、アナリスト予想(47億8000万ドル)は上回った。

油田サービス部門の売上高は31%減の23億1000万ドル。同部門は売上高の46%近くを占めた。

油田設備部門の受注は58%減少した。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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