オイシックス、通期業績を大幅上方修正 コロナで需要急増

オイシックス・ラ・大地は２２日、通期業績予想を大幅上方修正した。新型コロナウイルス感染症の拡大で緊急事態宣言が発出され、外出自粛要請などで４─６月期を中心に食材宅配サービス需要が急激に高まった。写真は、雪の降る中をコロナ防止用のマスク着用で自転車に乗って食品を配達する男性。2020年3月14日に東京都内で撮影。（2020年　ロイター／Issei Kato）

［東京　２２日　ロイター］ - オイシックス・ラ・大地は２２日、通期業績予想を大幅上方修正した。新型コロナウイルス感染症の拡大で緊急事態宣言が発出され、外出自粛要請などで４─６月期を中心に食材宅配サービス需要が急激に高まった。足元では需要の高まりは落ち着きつつあるが、ＡＲＰＵ（月間購買単価）が伸長し、物流・配送効率が高まった。

２０２１年３月期の売上高は９００億円（従来予想７８０億円）、営業利益は５０億円（同３０億円）、純利益は２５億円（同１２億円）を見込む。

２０２０年３月期は売上高７１０億円、営業利益２４億円、純利益７億円だった。