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エルメス、第3四半期は増収 コロナ規制緩和やネット販売が寄与

ロイター / 2020年10月22日 16時38分

[パリ 22日 ロイター] - 仏高級ブランド、エルメスの第3・四半期(7─9月)の売上高は比較可能なベースで7%増加した。新型コロナウイルス流行で店舗閉鎖を余儀なくされ打撃を受けていたが、アジアなどの地域で感染防止のための規制が緩和され、販売が回復した。

エルメスは10月になっても良好な基調が続いているとしている。

高級ブランド各社はこれまでネット通販には消極的だったが、コロナ禍で外出もままならない状況となり、ネットでの販売が伸びている。「バーキン」など高価でも超人気のハンドバッグで知られるエルメスも、一部皮革製品をネットで販売しており、今後この分野を強化する方針で、財務責任者は報道関係者に「バーキンのような、ブランドを象徴する商品は除いて、ネットで販売する商品を徐々に増やしていくつもりだ」と述べた。

ネット販売は今や稼ぎ頭になり、売上高はどの旗艦店も上回るという。1─9月のネット売上高は全地域で約100%増加した。

7─9月の売上高(為替レートや買収の影響を除く)は18億ユーロ(21億3000万ドル)。

皮革製品の売上高は8%増、衣料品の売上高も増えた。

1─9月の売上高は11%減少。エルメスは、新型コロナ流行の2020年業績への影響について「感染の規模や期間、地域ごとの状況が日々変わるため、依然評価が難しい」と述べた。

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