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WHO、ファイザー製ワクチン調達合意 2月に低所得国で接種開始

ロイター / 2021年1月23日 7時27分

1月22日、 世界保健機関(WHO)は米ファイザーから新型コロナウイルスワクチン4000万回分を調達することで合意したと発表した。これによりワクチンの公平な分配を目指す枠組み「COVAXファシリティー」の下で、来月から低・中所得国で接種が開始される。写真は2020年6月、スイスのジュネーブで(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[ジュネーブ 22日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は22日、米ファイザーから新型コロナウイルスワクチン4000万回分を調達することで合意したと発表した。これによりワクチンの公平な分配を目指す枠組み「COVAXファシリティー」の下で、来月から低・中所得国で接種が開始される。

ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)は、今回の合意分は非営利ベースで提供すると表明。今後、COVAXの下でさらに多くのワクチンを提供する可能性があるとした。

WHOのテドロス事務局長は、ファイザーとの合意を受け、2月に医療関係者を中心に接種を開始できると表明。ただ具体的な供給計画については今後、詰める必要があるとした。

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は21日、バイデン新政権がCOVAXへの参加を検討していると表明。テドロス事務局長は、「米国のCOVAX参加に加え、WHOがファイザーとワクチン調達で合意したことで、COVAXが掲げる目標の達成に一歩近づいた」とし、他国の取り組み参加にも期待を示した。

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