ECB緊急購入、感染再拡大は延長の理由にならず=仏中銀総裁
ロイター / 2021年11月23日 3時4分
欧州中央銀行理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を来年3月に終了させる計画について、新型コロナウイルス感染再拡大とインフレ高進は、今のところは計画変更を正当化する理由にならないとの考えを示した。10月22日、パリで撮影(2021年 ロイター/Sarah Meyssonnier/File Photo)
[パリ 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワドガロー仏中銀総裁は22日、ECBのパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を来年3月に終了させる計画について、新型コロナウイルス感染再拡大とインフレ高進は、今のところは計画変更を正当化する理由にならないとの考えを示した。
ビルロワドガロー総裁は独紙ベールゼン・ツァイトゥングのインタビューに対し「現況を受け、予定が変更されることはないとみている」とし、「PEPPの純買い入れを2022年3月に終了する必要がある」と表明。金融市場で来年3月の終了がおおむね予期されているため、破壊的な「崖っぷち効果」を懸念する理由はほとんどないと述べた。
その上で、ユーロ圏経済がリセッション(景気後退)に再び陥るリスクはなく、インフレ高進は一過性のものであるため、ECBは忍耐強くある必要があるとの認識を示した。
この記事に関連するニュース
-
ECB、6月利下げ開始の確信強まる インフレ指標受け=仏中銀総裁
ロイター / 2024年5月1日 4時18分
-
焦点:ECB利下げは「年内に複数回」、理事会メンバーの大勢が想定
ロイター / 2024年4月23日 12時53分
-
ECBの6月利下げ、中東情勢が影響することはない=仏中銀総裁
ロイター / 2024年4月22日 7時42分
-
ECB当局者、6月利下げを明確に支持 その後の見解の相違続く
ロイター / 2024年4月19日 1時42分
-
ECBのインフレとの闘い、勝利を一段と確信=仏中銀総裁
ロイター / 2024年4月15日 10時19分
ランキング
-
1「サイゼが潰れたら喜ばしい」創業者が語る真意 「世の中が良くなることは、すべて最高だ」
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 12時20分
-
23期連続減益に沈むヤマト「強気計画」に漂う暗雲 2024年度は荷物量回復で巻き返しを図るが
東洋経済オンライン / 2024年5月11日 7時30分
-
3「超円安」に悲鳴!外食業界で続く値上げの波 「1ドル=160円」なら全面値上げも続出か
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時50分
-
4年賀状は過去最大17%減、2023年度の引受数…「ゆうパック」はヤマト運輸と協業で増加
読売新聞 / 2024年5月11日 20時22分
-
5総額9000億円「築地再開発」に渦巻く期待と不安 国際競争力の向上と環境への配慮の二兎を追う
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください