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メキシコ中銀、最近の利上げはインフレ抑制の決意示す=総裁

ロイター / 2021年12月22日 10時11分

 12月21日、メキシコ中央銀行のディアスデレオン総裁(写真)は最近の利上げについて、できるだけ早期のインフレ抑制に対するコミットメントを示していると述べた。2020年3月撮影(2021年 ロイター/Luisa Gonzalez)

[21日 ロイター] - メキシコ中央銀行のディアスデレオン総裁は21日、最近の利上げについて、できるだけ早期のインフレ抑制に対するコミットメントを示していると述べた。

メキシコ中銀は16日の金融政策決定会合で政策金利を50ベーシスポイント(bp)引き上げ、5.50%とした。5会合連続の利上げで、引き上げ幅は市場予想の25bpを上回った。

ディアスデレオン総裁は、1月は多くの価格が設定される時期だとし、「3%目標へのできるだけ早期の回帰にコミットしているというシグナルを送るのが適切だ」という見方を示した。

メキシコ中銀は3%のインフレ率を目標とし、上下1%ポイントの許容範囲を設定している。11月のインフレ率は7.37%と予想を上回り、2001年初め以来の高水準となった。

ディアスデレオン総裁は、中銀の基本シナリオではインフレ率は22年の大半を通じて高止まりし、同年末か23年初めに低下する見通しとした。

物価高騰の多くの要因は海外に由来するとしながらも、中銀がより引き締め的な政策スタンスを取ることで「金融市場、特に為替市場や金利市場の秩序立った行動に寄与できる」と述べた。

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