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ユーロ圏インフレ低下ペースに不透明感=ECBシュナーベル氏

ロイター / 2021年12月22日 17時5分

欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事はインフレ率が来年低下すると確信しているが、低下幅や期間はより不確実性が高いとの見解を示した。2019年11月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事はインフレ率が来年低下すると確信しているが、低下幅や期間はより不確実性が高いとの見解を示した。仏紙ルモンドのインタビューで述べた。

ECBは先週、2022年第4・四半期までにインフレ率が目標の2%を下回るとの見通しを示した。シュナーベル氏の発言はこの予測に一定の不透明感が伴うことを示している。

「インフレ率が一定期間高止まりすることも、来年にかけて低下することも分かっている」とした上で「どの程度のスピード、勢いで低下するかはより不確実性が高い」と指摘した。

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