1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

米ノババックスのワクチン、オミクロン株にも免疫反応

ロイター / 2021年12月23日 8時32分

12月22日、米バイオ医薬品会社ノババックスは、自社製新型コロナウイルスワクチンがオミクロン変異株に対しても免疫反応を誘導するとの初期研究結果を公表した。写真はノババックスのワクチンのイメージ。11日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[22日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社ノババックスは22日、自社製新型コロナウイルスワクチンがオミクロン変異株に対しても免疫反応を誘導するとの初期研究結果を公表した。

株価は米株式市場引け後の時間外取引で7.7%急伸した。

同社のワクチンは今週、欧州連合(EU)当局と世界保健機関(WHO)から使用許可を受けた。インドネシアやフィリピンなどでも承認されているが、米国では未承認だ。

ノババックスは、現在進行中の研究に基づき、同社製ワクチンの追加接種(ブースター接種)を受ければオミクロンに対する免疫反応がさらに強まると説明。研究は自社製ワクチンについて、ブースター接種や若年成人が接種した場合の効果を調べるために行われている。

研究開発(R&D)責任者のグレゴリー・グレン氏は「ブースター接種による全ての変異株に対する免疫反応が、高い有効性を示した第3相の治験で見られた反応と同等だったことに勇気付けられた」と述べた。

同社以外でも、米ファイザーと米モデルナのコロナワクチンがオミクロンに対して抗体を増やすことが初期データで示されている。どのワクチンにおいても、ブースター接種を受けた人は免疫反応が強化される。

ノババックスはオミクロン株に特化したワクチンの開発を進めており、この日、1月の生産開始を見込んでいることを明らかにした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください