アップルの中国供給元ルクスシェア、ｉＰｈｏｎｅ１５生産が1年で倍増

９月２１日、 米アップルの中国のサプライヤー、立訊精密工業（ルクスシェア・プレシジョン・インダストリー）の王来春会長は、同国ウェブメディアの澎湃新聞に対し、今年は新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ１５」シリーズの３機種を生産しており、この事業が１年で倍増したと明らかにした。仏リールのアップルストアで１３日撮影（２０２３年　ロイター/Stephanie Lecocq）

[北京 ２１日 ロイター] - 米アップルの中国のサプライヤー、立訊精密工業（ルクスシェア・プレシジョン・インダストリー）の王来春会長は２１日、同国ウェブメディアの澎湃新聞に対し、今年は新型スマートフォン「ｉＰｈｏｎｅ１５」シリーズの３機種を生産しており、この事業が１年で倍増したと明らかにした。

王会長は仮想現実（ＶＲ）と拡張現実（ＡＲ）を融合させたヘッドセット「アップル・ビジョン・プロ」の生産準備も進めており、来年初めに入手可能になると語った。

ルクスシェアが生産するｉＰｈｏｎｅの機種と数量はここ数年増えているという。王氏はアップルのニーズに応じるため生産能力を継続的に拡大しており、昨年にｉＰｈｏｎｅ開発と大量生産を支える目的で中国東部・江蘇省の昆山市に新工場を建設したと説明した。