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フィリピン、金融引き締めの影響は来年まで続く=中銀総裁

ロイター / 2023年9月22日 11時47分

 9月22日、フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は、金融引き締めの影響は来年まで続くとの見方を示した。写真はフィリピン中銀のロゴ。マニラで2016年4月撮影(2023年 ロイター/Romeo Ranoco)

[マニラ 22日 ロイター] - フィリピン中央銀行のレモロナ総裁は22日、金融引き締めの影響は来年まで続くとの見方を示した。

中銀は21日、4会合連続で政策金利の翌日物リバースレポ金利を6.25%に据え置いた。ただ、物価圧力が根強ければ次回11月の会合で利上げする姿勢を示した。

総裁はブルームバーグテレビとのインタビューで「引き締めの影響は来年上期まで約3四半期続く。国内の経済活動にはこれまでの引き締めの影響が残るだろう。タイムラグは長い」と語った。

すぐに利下げが行われる可能性は否定し、「来年の利下げを検討するには生産高がかなり悪化し、インフレ率がかなり低くなる必要がある」と説明した。

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