シンガポール第3四半期GDP、前年比1.1%増に上方改定
ロイター / 2023年11月22日 10時33分
11月22日、シンガポール貿易産業省が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、前年同期比1.1%増加し、速報値(0.7%増)から上方改定された。シンガポールで2020年12月撮影(2023年 ロイター/Edgar Su)
Xinghui Kok
[シンガポール 22日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が22日発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、前年同期比1.1%増加し、速報値(0.7%増)から上方改定された。
季節調整済み前期比では1.4%増加した。速報値は1%増だった。
貿易産業省は2023年のGDP伸び率を1.0%前後と予測。24年は1.0─3.0%と見込んだ。
同省のガブリエル・リム政策担当事務次官は会見で、世界経済の下振れリスクは依然として大きいと発言。「第一に、先進国のコアインフレが高止まりすることで、中央銀行が現在の高金利をより長く維持する可能性がある。第二に、ガザ紛争やロシアとウクライナの戦争がエスカレートしたり拡大したりすると、供給の混乱や商品価格のショックが再燃する可能性がある」と語った。
シンガポールの第2・四半期GDPは小幅拡大し、景気後退(リセッション)入りをかろうじて回避した。
ここ数カ月輸出は増加しているものの、石油以外の輸出は13カ月連続で減少している。
シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は先月、インフレ率が1月の5.5%から9月に3%まで鈍化したことを受けて、金融政策を据え置いた。
MAS高官のエドワード・ロビンソン氏は22日の会見で、現在の金融政策は適切で、国内金利は世界の金利に追随すると見込んでいると述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1〈最低賃金1054円に〉過去最大増なのにパート、アルバイトから大ブーイングのワケ「扶養控除ライン据え置きはオフサイドトラップ」「政治家の報酬だけは世界トップクラスだけど、賃金はオーストラリアの半分」
集英社オンライン / 2024年7月26日 18時56分
-
2赤字続きのミニストップ、逆転を狙う新業態は「コンビニキラー」? まいばすけっとに続けるか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年7月26日 6時15分
-
3土用丑のうなぎで嘔吐=京急百貨店
時事通信 / 2024年7月26日 19時32分
-
4「ジェネリックにしますか?」と薬局で聞かれましたが、「新薬」にしました。これって損ですか…?
ファイナンシャルフィールド / 2024年7月26日 8時40分
-
5タワマンで迷子、自分の部屋に帰れない…年金月25万円の69歳父が母と肩を寄せ合い暮らす「子供部屋」に唖然【FPの助言】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年7月26日 11時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)