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機械受注3月は前月比2.9%増、判断「持ち直しの動き」に上方修正

ロイター / 2024年5月22日 9時19分

 5月22日、 内閣府が22日に発表した3月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比2.9%増だった。2016年8月、川崎市の京浜工業地帯で撮影(2024年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

Kentaro Sugiyama

[東京 22日 ロイター] - 内閣府が22日に発表した3月の機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は前月比2.9%増だった。2カ月連続の増加。内閣府は基調判断を「持ち直しの動きがみられる」とし、前回の「足元は弱含んでいる」から上方修正した。前年比では2.7%増だった。

1━3月期は前期比4.4%増で着地。先行き4━6月期は同1.6%減の見通しとなっている。

ロイターが事前にまとめた予測値は前月比2.2%減、結果は予想外に増加した。

製造業は前月比19.4%増の4731億円で、2カ月連続増加。業種別では「造船業」、「はん用・生産用機械」、「その他輸送用機械」などがプラスに寄与した。

非製造業(除く船舶・電力)は同11.3%減の4486億円と3カ月ぶりに減少した。「その他非製造業」、「運輸業・郵便業」、「農林漁業」などが押し下げに影響した。

外需は前月比9.4%減の1兆1216億円で、2カ月ぶりに減少した。

機械受注統計は機械メーカーの受注した設備用機械について毎月の受注実績を調査したもの。設備投資の先行指標として注目されている。

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