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午後3時のドルは156円前半で一進一退、NZドル/円が17年ぶり高値

ロイター / 2024年5月22日 15時24分

 5月22日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の156円前半で取引されている。写真は1ドル紙幣。2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 22日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の156円前半で取引されている。日中は手掛かり難で方向感に乏しく、狭いレンジ内で売買が交錯した。一方、NZドル/円が17年ぶり高値を更新し、円安圧力の根強さをあらためて示した。

ドルは156円前半で、上下20銭強を行き来する展開が続いた。介入警戒の売りと金利差狙いの買いに挟まれる状況は変わらず、積極的な取引は限られたという。

東京円債市場では10年国債利回り(長期金利)が一時1.000%と2013年5月以来、11年ぶり高水準へ上昇した。日銀が近く国債購入の圧縮や利上げに動くとの見方が背景だが、円相場に目立った反応はなかった。

市場では「政策金利ゼロ%の日本の小幅利上げと、5%超の米国がいつ利下げに動くかでは、金利差に対するインパクトが違いすぎる」(大手銀アナリスト)との声が聞かれた。

外為市場でこの日、動きが目立ったのはNZドル。ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)の金融政策委員会を受けて、96円前半まで1円近く急上昇した。

中銀は市場予想通り政策金利を据え置いたものの、インフレ圧力がなお続いているとして、金利のピーク予想を引き上げ、利下げ開始時期を2025年第3・四半期に延期した。

NZドルが対米ドルでも上昇し、ドル/円は波及した売りがぶつかり合う形となったことも、値動きが鈍る一因となった。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.29/156.32 1.0854/1.0858 169.68/169.69

午前9時現在 156.27/156.28 1.0852/1.0856 169.62/169.63

NY午後5時 156.15/156.18 1.0852/1.0855 169.51/169.54

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