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ハンガリーの独断「平和ミッション」容認できず、対応検討=EU

ロイター / 2024年7月23日 0時10分

欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は22日、ロシアや中国訪問といったハンガリーのオルバン首相(写真)による最近の行動を「容認できない」とし、EU外相らが対応を検討するという認識を示した。11日撮影(2024年 ロイター/Leah Millis)

[パリ 22日 ロイター] - 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は22日、ロシアや中国訪問といったハンガリーのオルバン首相による最近の行動を「容認できない」とし、EU外相らが対応を検討するという認識を示した。

オルバン首相はこのところ、EU加盟国との十分な調整なしに「平和ミッション」と称し、ウクライナのゼレンスキー大統領ほか、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席、トランプ前米大統領と相次いで会談。また、ウクライナにおけるEUの役割について疑問を呈し、物議を醸している。

ハンガリーは7月から年末までEU議長国を務める。

ボレル氏はEU外相会合に先立ち、「何が起こったのか、ハンガリー政府がどのような立場を取っているのか議論する」と述べた。

ドイツのベーアボック外相も、オルバン氏による「エゴトリップ」が多くの人を苛立たせたのは「驚くことではない」とコメントした。

ルクセンブルクのベッテル外相は「対話を無視するのは間違い」とし、ハンガリーとの対話を継続することが重要という認識を示した。

一方、ハンガリーのシーヤールトー外相はソーシャルメディアへの投稿で、オルバン首相の「平和ミッション」はさらなる外交への扉を開いたとし、「ここ数週間、EU諸国指導者の一角は失敗した戦略に対する不満や嫉妬から、われわれの平和ミッションに立腹している」と批判した。

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