1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

中国、エネルギー政策転換か 石炭火力発電の新設許可急減=報告書

ロイター / 2024年8月22日 13時21分

ヘルシンキを拠点とするエネルギー・クリーン・エア研究センター(CREA)と米グローバル・エネルギー・モニター(GEM)の報告書によると、中国では石炭火力発電所の新設認可が急減しており、政府が再生可能エネルギーの導入拡大へと政策のかじを切った可能性がある。写真は陝西省の石炭火力発電所建設現場。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Ella Cao)

Colleen Howe

[北京 22日 ロイター] - ヘルシンキを拠点とするエネルギー・クリーン・エア研究センター(CREA)と米グローバル・エネルギー・モニター(GEM)の報告書によると、中国では石炭火力発電所の新設認可が急減しており、政府が再生可能エネルギーの導入拡大へと政策のかじを切った可能性がある。

ただ、石炭火力発電は今後も主要な役割を果たす見通しという。

中国政府が上半期に認可した石炭火力発電所の新設はわずか10件(発電容量9ギガワット)で、前年同期比83%減。

風力・太陽光発電の容量は2023年以降400ギガワット以上増えたが、石炭火力発電量は23年6月─24年6月に7%減少した。

報告書は「新たな再生可能エネルギーの導入で国内電力需要の増加分を全て満たすことが可能になっており、石炭火力発電所を新設する必要性は低下している。中央政府がこうした変化を受け入れている兆しがある」と指摘。

「中国はクリーンエネルギーを気候政策の1つの部品からエネルギー・経済戦略全体の要に変えた」と述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください