ウォルト・ディズニー、次期ＣＥＯ選定委員長にモルガンＳ会長

米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは２１日、ボブ・アイガー最高経営責任者（ＣＥＯ）の後任を選定する後継計画委員会の委員長として米金融大手モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン会長を任命したと発表した。資料写真、２０２２年１月撮影（２０２４年　ロイター/Dado Ruvic）

Tanay Dhumal

[２１日 ロイター] - 米メディア・娯楽大手ウォルト・ディズニーは２１日、ボブ・アイガー最高経営責任者（ＣＥＯ）の後任を選定する後継計画委員会の委員長として米金融大手モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン会長を任命したと発表した。ゴーマン氏は今年からディズニーの社外取締役を務めている。

アイガー氏は２００５年から２０年までディズニーのＣＥＯを務めた後、いったん退任したが２２年にＣＥＯに復帰。同氏は昨年、ＣＥＯとしての任期が切れる２６年に「間違いなく」退任すると表明した。

ディズニーの取締役会はこれまで、アイガー氏の退任を５回延期している。

マーク・パーカー会長は「後継計画は取締役会の最優先事項だ」と述べた。同社によると、次期ＣＥＯの候補として社内、社外双方の人材を精査しているという。

ディズニーはまた、後継計画委員会の委員として自動車大手ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）のメアリー・バーラＣＥＯとスポーツ衣料品大手ルルレモン・アスレティカのカルビン・マクドナルドＣＥＯが続投すると発表した。同委員会は今年度、これまでに会合を６回開いている。