イスラエル軍、ガザ中・南部で攻撃強化 パレスチナ人27人死亡
ロイター / 2024年8月23日 0時3分
イスラエル軍は8月21日から22日にかけてパレスチナ自治区ガザ地区の各地で攻撃を実施し、パレスチナ当局によると少なくとも22人が死亡した。写真は21日、イスラエルとガザの境界付近を移動するイスラエル軍の軍用車両(2024ねn ロイター/Amir Cohen)
Nidal al-Mughrabi
[カイロ 22日 ロイター] - イスラエル軍は21日から22日にかけてパレスチナ自治区ガザ地区中部と南部に対する攻撃を強化し、パレスチナ当局によると少なくとも27人が死亡した。
22日遅くにはガザ南部のハンユニスの広場付近を空爆し、パレスチナ人5人が死亡、数人が負傷した。
北部のベイトラヒヤでは民家が攻撃を受け11人が死亡。中部のマガジ難民キャンプでは地元ジャーナリストを含む6人が死亡。南部では5人死亡した。
イスラエル軍は、この24時間にガザ中部デイルアルバラと南部ハンユニスで作戦を強化し、数十の軍事施設を解体し、ロケット弾を発見し、戦闘員を殺害したと述べた。また、ガザ最南端ラファで戦闘員50人を殺害したという。
これに対し、イスラム組織ハマスは戦闘員がラファでイスラエル軍を攻撃し、イスラエル軍の兵士数人が死亡または負傷したと表明した。
保健当局によると、ガザ北部のジャバリア難民キャンプの病院では燃料不足のため、救命治療を除くいくつかのサービスを一時停止せざるを得ない状況にあるという。
21日にはバイデン米大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で、ガザ地区での停戦と人質解放の実現が早急に必要だと強調したばかりだった。
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