1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

ユーロ圏妥結賃金、第2四半期の伸び鈍化 ECB利下げ後押しも

ロイター / 2024年8月22日 19時0分

8月22日、 欧州中央銀行(ECB)が公表したデータによると、第2・四半期のユーロ圏の妥結賃金の伸びは3.55%で、第1・四半期の4.74%から鈍化した。写真はフランクフルトのECB本部で2022年12月撮影(2024年 ロイター/Wolfgang Rattay)

[22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が22日公表したデータによると、第2・四半期のユーロ圏の妥結賃金の伸びは3.55%で、第1・四半期の4.74%から鈍化した。ドイツの減速が主因。

ECBは妥結賃金データを金融政策運営の検討材料としており、伸び鈍化は利下げを後押しする可能性がある。

ドイツでは賃金の伸びが不安定で再び加速する可能性があるが、一部のエコノミストや政策当局者は、賃金の伸びはすでにピークに達し、トレンドはECBの予測に沿っていると指摘している。

モルガン・スタンレーはメモで「ユーロ圏の妥結賃金は第1・四半期がピークだったとみられる」と指摘。「加えて、従業員一人当たり報酬の予想された鈍化は、賃金の伸びが下降傾向にあることを示す重要なシグナルとなっている。これはECBにとって、賃金が正しい方向に向かっているという十分な証拠になると考えられる」とした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください