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原油先物反落、中国需要がなお重し 中東情勢も注視

ロイター / 2024年10月22日 11時33分

 10月22日、アジア時間の原油先物は反落。米国務長官がパレスチナ自治区ガザの停戦に向けた外交を再開したほか、中国の需要の弱さが引き続き重しとなっている。写真は原油の貯蔵タンク。米オクラホマ州 で2020年4月撮影(2024 ロイター/Drone Base)

Yuka Obayashi

[東京 22日 ロイター] - アジア時間の原油先物は反落。米国務長官がパレスチナ自治区ガザの停戦に向けた外交を再開したほか、中国の需要の弱さが引き続き重しとなっている。

0046GMT(日本時間午前9時46分)時点で、北海ブレント先物12月限は0.26ドル(0.3%)安の1バレル=74.03ドル。米WTI先物11月限は0.02ドル安の70.54ドル。取引がより活発なWTI先物12月限は0.23ドル(0.3%)安の69.81ドル。

楽天証券のコモディティーアナリスト、吉田哲氏は、中東の緊張が高まったり緩和したりする中、原油価格は中東からのさまざまなニュースに反応して変動していると指摘。その上で、中国当局の刺激策や利下げ後の米経済改善に支えられて中国の景気回復がより明確になれば、原油相場は上昇するとの見方を示した。

ブリンケン米国務長官は21日、ガザ停戦協議再開やレバノンでの緊張緩和に取り組むため中東に向かった。

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