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ブラジルのインフレ期待、「非常に大きな」不安定化=中銀総裁

ロイター / 2024年10月22日 13時29分

10月21日、ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁(写真)は国内のインフレ期待に「非常に大きな」不安定化が見られると強調、インフレ率を目標の3%に戻すことが「非常に重要だ」と述べた。2023年11月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[ブラジリア 21日 ロイター] - ブラジル中央銀行のカンポス・ネト総裁は21日、国内のインフレ期待に「非常に大きな」不安定化が見られると強調、インフレ率を目標の3%に戻すことが「非常に重要だ」と述べた。

総裁は「20─20投資協会」主催のイベントで、労働指標のデータがタイトになっており、サービスインフレを注意深く監視する必要があると主張。

今後の動向を見極める時間を確保するため、金融政策のフォワードガイダンス公表を見送ることを決めたと改めて説明した。

総裁は、市場調査でも企業調査でもインフレ期待が公式インフレ目標から遠ざかっており、市場価格にもそうした動きが反映されていると指摘。

「こうした非常に大きな不安定化が見られるため(利上げ)サイクルを開始する時期だと判断した」と述べた。

中銀は先月、政策金利を0.25%引き上げ10.75%とした。

次回の政策決定会合は11月に開催されるが、市場では0.50%の利上げが見込まれている。

総裁は高金利にもかかわらず、労働市場が力強さを維持している理由は「依然として謎」だとし、財政刺激策でもこの現象の一部しか説明できないと述べた。

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