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ECBは伝達方法の改善必要、ドットプロットは模倣せず=独連銀総裁

ロイター / 2024年10月23日 0時54分

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁(写真)は22日、ECBは政策意図や不確実性の伝達方法を改善する必要があるものの、米連邦準備理事会(FRB)の「ドットプロット」を模倣するのは望ましい選択肢ではないとの見方を示した。2022年1月撮影(2024年 ロイター/Britta Pedersen/Pool via REUTERS)

[ワシントン 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのナーゲル独連邦銀行(中銀)総裁は22日、ECBは政策意図や不確実性の伝達方法を改善する必要があるものの、米連邦準備理事会(FRB)の「ドットプロット」を模倣するのは望ましい選択肢ではないとの見方を示した。

ナーゲル氏はハーバード大学での講演で、「ドットプロットをユーロシステムに導入する説得力のある根拠は見当たらない」とした上で、「理事会の独立性に影響を及ぼす可能性がある」と述べた。

ナーゲル氏は、ドットプロットのような金利予測分布図を公表し始めると、個々の政策立案者を特定しようとする動きが広まり、ユーロ圏20カ国の利益よりも自国の利益を主張するよう求める圧力が各中銀総裁にかかると指摘。

それよりもECBは、現在のシグナルの伝え方を改善し、今後の見直しをこれに活用すべきだと主張した。

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