ノルウェーＧＤＰ、第3四半期は前期比＋0.5％ 予想上回る

　１１月２１日、ノルウェー統計局は、第３・四半期の本土国内総生産（ＧＤＰ、石油・ガス生産を除く）が前期比０．５％増加したと発表した。写真は２０１７年６月、オスロにあるショッピングセンターで撮影（２０２４年　ロイター/Ints Kalnins）

[オスロ ２１日 ロイター] - ノルウェー統計局は２１日、第３・四半期の本土国内総生産（ＧＤＰ、石油・ガス生産を除く）が前期比０．５％増加したと発表した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は０．３％増だった。製造業の好調が押し上げた。

第２・四半期は当初発表の０．１％増から０．３％増に上方改定された。

ハンデルス銀行は顧客向けノートで、この数字は中央銀行が設定した比較的高い金利に経済が耐えられたことを改めて示したと述べた。

他の西側諸国でほとんどの中銀が緩和を開始している中、ノルウェー中銀は政策金利を１６年ぶり高水準の４．５０％に据え置き、インフレ対策には金融引き締め姿勢が必要との見解を示している。

第３・四半期の製造業と鉱業部門は２．３％伸び、石油精製と化学・医薬品製造がけん引した。