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日経平均は3日ぶり反発、エヌビディア決算無難通過で買い戻し

ロイター / 2024年11月22日 16時16分

 11月22日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比257円68銭高の3万8283円85銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。写真は2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)

Noriyuki Hirata

[東京 22日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比257円68銭高の3万8283円85銭と3日ぶりに反発して取引を終えた。米国市場の通常取引で米エヌビディア株が小幅プラスとなり、決算を無難通過したとの安心感から半導体関連株など幅広く買い戻された。ただ、ショートカバーの範囲を出ず、手掛かりに乏しい中で後場には伸び悩んだ。

日経平均は、前日の米株高を受けて自律反発の期待が先行し、前日比120円高で寄り付いた。東京エレクトロンやアドバンテストなど、前日にエヌビディア株の時間外取引での軟調な値動きを嫌気して弱かった半導体関連株を中心に買い戻しが先行した。指数はその後、一時394円高の3万8420円63銭に上昇した。

もっとも、取引時間中は上値を買う材料を欠き、後場には高値圏での小動きに移行して伸び悩んだ。市場では「9月以降、レンジ内の推移にとどまっている。しばらく材料待ちになりそうで、値固めの局面が続くのではないか」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)との声があった。

国内企業の中間決算を経て物色のシフトも意識されてきており「製造業の業績にブレーキがかかっており、内需株や金融株に矛先が向かうのではないか」(野村の神谷氏)との見方が聞かれた。きょうの上昇はショートカバーが中心とみられ、物色傾向ははっきりしなかった。

TOPIXは0.51%高の2696.53ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.51%高の1387.74ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆7897億0200万円だった。東証33業種では、値上がりは石油・石炭製品や非鉄金属、繊維製品など28業種、値下がりは海運や医薬品、電気・ガスなど5業種だった。

ENEOSホールディングスやリクルートホールディングスが大幅高。三井住友フィナンシャルグループは堅調だった。一方、第一三共や中外製薬は軟調。ニデックはさえなかった。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が0.13%安の634.81ポイントと、小幅に反落した。新規上場のガーデンの初値は公開価格を4.3%下回る3060円だった。その後、初値を下回る2895円で取引を終えた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1116銘柄(67%)、値下がりは470銘柄(28%)、変わらずは59銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き   安値/高値 

日経平均 38283.85 257.68 38146. 38,085

98 .13─38

,420.6

3

TOPIX 2696.53 13.72 2688.8 2,685.

4 69─2,7

04.87

プライム指数 1387.74 7.05 1384.5 1,382.

7 37─1,3

91.99

スタンダード指数 1235.59 6.45 1232.2 1,230.

9 62─1,2

36.15

グロース指数 814.57 -0.22 817.96 811.96

─819.6

6

グロース250指 634.81 -0.83 638.34 632.80

数 ─639.8

5

東証出来高(万株 168134 東証売買代金( 37897.

) 億円) 02

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