トランプ氏への量刑言い渡し延期、米ＮＹ地裁 不倫口止め事件

米ニューヨーク州地裁は、トランプ氏が有罪評決を受けている不倫口止め料不正処理事件を巡り、２６日に予定していた量刑言い渡しを延期した。今年５月、ニューヨーク州で撮影（２０２４年　ロイター/Mike Segar/File Photo）

［ニューヨーク　２２日　ロイター］ - 米ニューヨーク州地裁は２２日、トランプ次期米大統領が有罪評決を受けている不倫口止め料不正処理事件を巡り、２６日に予定していた量刑言い渡しを延期した。

トランプ氏の大統領選勝利を受け、マンハッタン地区の検察当局は、トランプ氏の大統領２期目の任期終了まで訴訟に関する全ての手続きを凍結することを提案。これに対し、トランプ氏の弁護団は有罪評決は取り下げられるべきとする書簡を地裁に提出していた。

地裁の判事は、トランプ氏側に１２月２日までに棄却申し立て文書を提出するよう命じ、検察側には１２月９日までに回答するよう求めた。新たな量刑言い渡しの日程は設定せず、手続きがどの程度停止されるかについても明確にしなかった。