ＪＡＬ、前期純利益予想530億円に下方修正 20年1—3月期233億円の赤字に

４月２２日、日本航空（ＪＡＬ）は、２０２０年３月期の連結決算の純利益予想を従来の９３０億円から５３０億円に下方修正した。写真は２０１８年４月、東京の羽田空港で撮影（２０２０年　ロイター/Issei Kato）

［東京　２２日　ロイター］ - 日本航空（ＪＡＬ）<9201.T>は２２日、２０２０年３月期の連結純利益予想を５３０億円に下方修正した。従来は９３０億円を見込んでいた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う各国の入国制限や外出自粛の影響により、２月以降は旅客需要が急減。運休・減便・機材小型化で対応したが、減収をカバーできなかった。

会社側が修正した前期の年間予想から１９年４―１２月期の実績を差し引くと、２０年１―３月期の純損益は約２３３億円の赤字となる。

前期の売上高予想は前回発表の１兆４８６０億円から１兆４１１０億円に、営業利益予想は１４００億円から１０００億円にそれぞれ引き下げた。同社は４月３０日に決算発表する予定。

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