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ヘッジファンド、第1四半期に330億ドル流出 08年以来最大=HFR

ロイター / 2020年4月23日 7時24分

[ボストン 22日 ロイター] - ヘッジファンドリサーチ(HFR)が22日公表したデータによると、第1・四半期にヘッジファンドから330億ドルの資金が流出した。四半期ベースでの流出額としては、10年以上ぶりの大きさ。新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念から、パニック売りが出た。

流出額は業界全体の資産の1%に相当し、3月末時点のヘッジファンドの運用資産額は2兆9600億ドルとなった。資産額が3兆ドルを下回るのは2016年以来初めて。

第1・四半期の流出額は過去4番目の大きさ。過去最大は金融危機時の2008年第4・四半期で、業界全体の資産の9%の資金が流出した。

HFRのケニス・ハインツ社長は「新型コロナウイルスの世界的な流行を背景にボラティリティーや不透明感がかつてないほど高まったことを受け、投資家のリスク許容度が崩壊し、金融危機後最大の償還につながった」と説明した。

その上で、「無差別的な売り」だったとし、一部のファンドは今後の数四半期に投資が回復するにつれ、恩恵を受けるとの見方を示した。

第1・四半期の平均運用成績はマイナス9.4%だった。同期間のS&P総合500種<.SPX>のパフォーマンスは配当を含めて19.77%安。

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