アルゼンチン、22日に利払い実行せず 30日猶予期間内の債務再編目指す
ロイター / 2020年4月23日 8時23分
アルゼンチン政府は、22日に期限を迎える国債の利払い約5億ドルを実行しなかったことを明らかにし、30日間の猶予期間を活用してデフォルト回避と債務再編を目指す方針を示した。写真はアルゼンチンペソ紙幣。2019年9月に撮影(2020年 ロイター/Agustin Marcarian)
[ブエノスアイレス 22日 ロイター] - アルゼンチン政府は、22日に期限を迎える国債の利払い約5億ドルを実行しなかったことを明らかにし、30日間の猶予期間(グレースピリオド)を活用してデフォルト(債務不履行)回避と債務再編を目指す方針を示した。
同国の経済省は、声明で「グレースピリオドに入ることを決定した」と表明した。
市場では政府のこうした動きが予想されていたことから、国債価格が急落し、リスクスプレッドは拡大した。
アルゼンチンは、これまでに650億ドル相当の債務再編を提案している。
しかし、債権者からの反応はこれまでのところ否定的で、再編交渉の行方は不透明な情勢だ。
コンサルティング会社セイドのディレクター、ガブリエル・ゼルポ氏は「30日以内に再編がまとまる見込みはないようだ」と述べた。
JPモルガン新興国市場債券インデックス・プラス<11EMJ>によると、アルゼンチン国債の米国債とのスプレッドは240ベーシスポイント(bp)拡大した。店頭取引での価格は2.2%下落した。
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