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IMFの短期流動性支援枠、約500億ドルの需要

ロイター / 2020年4月23日 8時29分

 4月22日、国際通貨基金(IMF)当局者は、新型コロナウイルス対策の一環として先週設立した短期流動性枠について、現在500億ドル程度の需要があり、複数国と協議していると明らかにした。写真は2019年4月、ワシントンのIMF本部で撮影(2020年 ロイター/Yuri Gripas)

[ワシントン 22日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)当局者は22日、新型コロナウイルス対策の一環として先週設立した短期流動性枠(SLL)について、現在500億ドル程度の需要があり、複数国と協議していると明らかにした。記者団に対して述べた。

ただ、どの国が利用を検討しているかなどは、明らかにしていない。

10─20カ国程度の利用が見込まれるとし、加盟国の流動性の問題が深刻化する前にSLLで対処することが可能になると説明した。

ゲオルギエバ専務理事は前週、SLLの設立にあたってリボルビング式の流動性枠は、強固なファンダメンタルズと政策枠組みを備え、国際収支の面で短期的に大規模でない支援を必要とする加盟国向けの措置になると説明した。

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