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インドネシア中銀、インフレ加速なら預金準備率追加引き上げも=副総裁

ロイター / 2022年4月22日 13時51分

インドネシア中央銀行のデストリー・ダマヤンティ上級副総裁は22日、インフレが加速し始めれば銀行の預金準備率をさらに引き上げる可能性があると述べた。写真は2017年1月、ジャカルタで撮影(2022年 ロイター/Fatima El-Kareem)

[ジャカルタ 22日 ロイター] - インドネシア中央銀行のデストリー・ダマヤンティ上級副総裁は22日、インフレが加速し始めれば銀行の預金準備率をさらに引き上げる可能性があると述べた。政策金利の引き上げは最後の選択肢になるとの認識を示した。

セミナーで、「われわれは3月、6月、9月で預金準備率を合わせて300ベーシスポイント(bp)引き上げ、流動性を管理しようとしている」と述べ、今年初めに発表した措置に言及した。

その上で、「流動性が依然として潤沢で、インフレが加速し始めた場合は必要に応じて預金準備率をさらに引き上げる可能性がある」と述べた。

また、中銀はウクライナでの戦争長期化によるインフレと貿易障害が短期的に国内経済にとって最も重要な問題とみていることも明らかにした。

必要なら政策金利を引き上げる用意があると述べる一方、利上げはあらゆる措置がインフレ対応で不十分な場合の最終手段になると述べた。

中銀の金融政策対応については、燃料価格上昇に対する直接的な反応ではなく、コアインフレ圧力の抑制が狙いとなると強調した。

インドネシアの政策金利は現在3.50%で過去最低水準。新型コロナウイルスの流行による打撃を受け150bpの引き下げを行った。

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