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月の軌道に到達、米新興宇宙企業の着陸船オデュッセウス

ロイター / 2024年2月22日 11時26分

米宇宙企業インテュイティブ・マシンズの無人月着陸船「ノバC」(愛称オデッセウス)が21日、地球から約23万9000マイル(38万4000キロ)離れた位置にある、月の周回軌道に到達した。写真は着陸船を搭載して打ち上げられたスペースXのファルコン9。2月15日、フロリダ州ケープカナベラルで撮影(2024年 ロイター /Joe Skipper)

Steve Gorman

[21日 ロイター] - 米宇宙企業インテュイティブ・マシンズの無人月着陸船「ノバC」(愛称オデッセウス)が21日、地球から約23万9000マイル(38万4000キロ)離れた位置にある、月の周回軌道に到達した。

月面着陸に成功すれば、米宇宙船としては1972年の航空宇宙局(NASA)のアポロ17号以来、約50年ぶりに制御された状態での降下となる。人類の月面再着陸を目指すNASAの「アルテミス計画」の中で最初の月面着陸で、商業的に製造・運用されている宇宙船としても初めて。

同社によると、着陸船は軌道投入操作でメインロケットスラスターを約7分間噴射した後、月面上空57マイル(92キロ)の円軌道に入った。「非常に良好な状態」を保っているという。

計画通りに進むと、今後24時間かけて徐々に軌道を下げ、米東部時間22日午後5時30分(2230GMT)に月の南極近くのクレーターのマラパートAに着陸する見込みだ。

同社は、NASAのジョンソン宇宙センター(テキサス州ヒューストン)の元副所長スティーブン・アルテマス氏らが2013年に創業。同氏は現在、社長兼最高経営責任者(CEO)を務めている。

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