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年内利下げ適切となる公算、インフレに「慎重ながら楽観的」=FRB副議長

ロイター / 2024年2月23日 3時22分

米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は22日、経済がおおむね予想通りに推移すれば、「年内に引き締め政策の緩和を開始することが適切となる公算が大きい」という認識を示した。2022年6月撮影(2024年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ワシントン 22日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は22日、経済がおおむね予想通りに推移すれば、「年内に引き締め政策の緩和を開始することが適切となる公算が大きい」という認識を示した。

FRBスタッフの推計によると、物価の目安として重視される個人消費支出(PCE)価格指数の前年比伸び率は1月時点で2.4%になったと指摘。インフレの「顕著な」鈍化継続を示唆しているとし、インフレの2%回帰に向けた「進展については慎重ながらも楽観的」とした。

同時に見通しへのリスクとして、堅調な個人消費が「インフレ(鈍化のプロセス)を停滞させる可能性」や、外的な衝撃がインフレを押し上げる可能性を挙げた。

また、利下げ時期の確信を得るために、単一の指標に焦点を当てるのではなく幅広い経済指標を検討すると言及。「1つの指標に注目して今が(利下げを)開始する時期かどうかを判断するわけではない。マクロ経済のパフォーマンスに関する一連の証拠が必要で、その後、今がその時期という方向性を検討する」とした。

さらに「経済のデータを総合的に見ている」とし、「利下げを検討する前に見なければならないものは必ずしも一つではない。われわれはインフレ率が持続的にわれわれの目標水準に達しているか、向かっているという証拠を確認することを望んでいる」とした。

FRBの利下げ開始時期に関する言及はなかった。

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