ロシアとウクライナ、最終的には交渉で解決可能と認識=中国特別代表
ロイター / 2024年3月22日 15時28分
3月22日、中国の李輝ユーラシア事務特別代表(写真)は、ロシア、ウクライナ両国について、和平交渉を巡っては互いの立場を強く主張しており、大きな隔たりがあるが、両国は話し合いを通じて危機を解決できると考えていると指摘した。北京で昨年6月撮影(2024年 ロイター/Thomas Peter)
Joe Cash
[北京 22日 ロイター] - 中国の李輝ユーラシア事務特別代表は22日、ロシア、ウクライナ両国について、和平交渉を巡っては互いの立場を強く主張しており、大きな隔たりがあるが、両国は話し合いを通じて危機を解決できると考えていると指摘した。
記者団に語った。李氏は今月、ロシア、ウクライナ、ドイツ、フランス、ポーランドを歴訪した。
同氏は、欧州へのシャトル外交を通じた中国の取り組みをロシアが感謝していると指摘。ウクライナも李氏の訪問を重視しているという。
ロシアとウクライナは和平交渉を巡り見解の相違があるが「(両国では)誰もが(交渉を通じて)最終的には危機を解決できると依然信じている」と発言。「最終的には銃ではなく交渉によって戦争が終わるということに誰もが同意している」と語った。
また、停戦を実現するのは難しいと感じているとし「戦争勃発から2年以上経過したが、戦闘が収まる気配がないばかりか、紛争がさらにエスカレートする恐れがある」と指摘した。
中国はロシアとウクライナの双方が平等に参加する国際平和会議の開催を望んでいるとも発言。スイスは今年、和平会議の開催を計画しているが、ロシアは自国が参加しなければ失敗する運命にあると述べている。
李氏は「私が強調したいのは、中国はいずれか一方の味方ではないということだ」とし、中国は停戦を促すための提案を行っており、唯一の目的は和平会議を成功させることだと発言。緊張緩和と交渉に有益なものは何であれ心から喜んで受け入れると述べた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1バイデン大統領、米大統領選からの撤退を表明 代わりの候補としてハリス副大統領を指名
日テレNEWS NNN / 2024年7月22日 3時30分
-
2バイデン氏の決断尊重 英や独首相ら
共同通信 / 2024年7月22日 11時54分
-
3《トランプ前大統領銃撃事件で使用》「全米で広く出回る」AR-15ライフル、日本の暴力団が「使わない」理由
NEWSポストセブン / 2024年7月21日 16時15分
-
4党内からの「撤退圧力」強まるバイデン氏、進退の判断にはジル夫人らの意向が影響か
読売新聞 / 2024年7月21日 9時45分
-
5米民主重鎮、決断を称賛=ハリス氏支持で対応分かれる―バイデン氏撤退
時事通信 / 2024年7月22日 9時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)