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バイデン米大統領の「食人」発言に反発、パプアニューギニア首相

ロイター / 2024年4月22日 11時44分

 4月22日、バイデン米大統領が、第二次世界大戦に従軍したおじがニューギニア島で食人の慣習の犠牲になった可能性を示唆したことに関連して、パプアニューギニアのマラペ首相(写真)は21日、同国に食人のレッテルを貼るべきではないと述べた。写真はシドニーで昨年12月撮影(2024 ロイター/Kirsty Needham)

Kirsty Needham

[シドニー 22日 ロイター] - バイデン米大統領が、第二次世界大戦に従軍したおじがニューギニア島で食人の慣習の犠牲になった可能性を示唆したことに関連して、パプアニューギニアのマラペ首相は21日、同国に食人のレッテルを貼るべきではないと述べた。首相府がマラペ氏の声明を発表した。

バイデン氏は先週ペンシルベニア州で、第二次大戦に従軍し、1944年に乗っていた飛行機が墜落して死亡したおじのアンブローズ・フィネガン氏について、パプアニューギニアの食人慣習の犠牲になった可能性があると述べた。

これに対してマラペ氏は「単に口を滑らせただけかもしれないが、パプアニューギニアに食人というレッテルを貼るべきではない」とバイデン氏を批判。「政府を動かし、第二次大戦犠牲者の遺骨収集を進め、フィネガン氏のように行方不明になった兵士について真実を解明してほしい」と訴えた。

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