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ユナイテッド航空、第1四半期利益見通しが市場予想上回る

ロイター / 2025年1月22日 11時13分

 1月21日、米航空大手ユナイテッド航空が発表した2024年第4・四半期決算は、調整後1株利益が3.26ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の3.00ドルを上回った。写真は、同社の旅客機。2019年12月、ニュージャージーのニューアークで撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)

Rajesh Kumar Singh

[シカゴ 21日 ロイター] - 米航空大手ユナイテッド航空が21日発表した2024年第4・四半期決算は、調整後1株利益が3.26ドルとなり、LSEGがまとめたアナリスト予想平均の3.00ドルを上回った。堅調な旅行需要と価格決定力の改善が寄与した。

25年第1・四半期の調整後1株利益については0.75─1.25ドルとの見通しを示し、アナリスト予想の0.54ドルを超えた。

25年通期の調整後1株利益は11.50─13.50ドルと予想している。アナリスト予想は12.85ドル。

24年第4・四半期はプレミアムシートの売上高が前年同期比10%、エコノミーシートは同20%、それぞれ増えた。法人予約は同7%増となった。

需要動向の加速により25年の税引前利益率は前年の7.3%から2桁台に上昇すると見込んでいる。

ユナイテッド航空を含む米航空会社は国内市場における航空座席の大幅な減少も追い風となっている。これにより航空券価格が上昇し、業界の業績見通しの強化につながっている。24年12月の航空運賃は、限られた座席の供給と旺盛な年末の旅行需要を背景に、ここ21カ月間で最も速いペースで上昇した。

第4・四半期の価格決定力の目安となる有効座席マイル当たり旅客収入(RASM)は前年同期比1.6%上昇した。今四半期も価格決定力はさらに向上するとみている。

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