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欧州、景気後退に入るが下期は回復へ=ECB副総裁

ロイター / 2020年3月23日 9時28分

 3月22日、欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、欧州経済は景気後退(リセッション)入りする見通しだが、景気低迷は一時的なものにとどまり、下期にはプラス成長に転じるとの見方を示した。2019年4月2日、米ニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[マドリード 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は22日、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、欧州経済は景気後退(リセッション)入りする見通しだが、景気低迷は一時的なものにとどまり、下期にはプラス成長に転じるとの見方を示した。スペインのテレビ局ラ・セクスタとのインタビューで述べた。

同副総裁は「(新型ウイルスによる)影響は非常に厳しいものになる」とし、「上期は非常に深刻になる。欧州経済はリセッション入りし、欧州全体の経済がマイナスになる。ただ、下期にはプラス成長に転じる」との見方を示した。

新型ウイルス対策でECBは必要なだけ措置を講じる考えだとし、欧州での債務危機を回避することが重要だとの認識を示した。

ECBは、企業や政府の借り入れコストを低水準に抑えるため、銀行向け超低金利融資や、今年1兆1000億ユーロの資産を買い入れる計画など、様々な景気刺激策を発表している。

副総裁は、スペインなど一部の国が求めているように、ユーロ圏全体で債券を発行することが非常に重要になるとの認識を示した。

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