ソフトバンクG、TモバイルUS株の売却を開始 約2兆円取得
ロイター / 2020年6月23日 11時35分
6月23日、ソフトバンクグループ(SBG)は、米携帯電話サービス大手TモバイルUS株式の売却を開始すると発表した。写真はTモバイルのロゴ。2018年4月撮影(2020年 ロイター/Shannon Stapleton)
[東京 23日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)<9984.T>は23日、米携帯電話サービス大手TモバイルUS
保有するTモバイル株約3億0460万株のうち、約1億9800万株をTモバイルに売却する。Tモバイルは公募や私募、株主割当を通じて売却する。売却株式数と売却価額は米国時間のきょう決定され、26日に売却を完了する予定。
残る約1億株はドイツテレコムに購入オプションを与える。オプションの行使期限は24年6月22日。SBGはTモバイル株を約24%保有するが、ドイツテレコムがオプションをすべて行使する場合、0.37%に低下する。業績への影響はTモバイルが持分法適用関連会社から除外されるケースとされないケースで異なる見通し。
Tモバイルの取締役会のメンバー14人のうち、これまではSBGが4人指名できたが、1人に減少する。一連の取引後の持ち株比率次第では、指名権を失う可能性もあるという。
SBGは調達資金を自社株買いや負債の償還社債の買い入れ、現預金に充当する方針。新型コロナウイルスの感染拡大の第2波や第3波に警戒するため手元資金の拡充が必要だとし、自社株買いなどに充てるまでの間、現預金で保有するほか「優良有価証券」などで運用することもあるとした。
SBGは16日、TモバイルUS株の資金化に向けた取引の検討を開始したと発表していた。4.5兆円の資産売却計画の一環としては、これまでに中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディング
*内容を追加します。
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