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米FRBの政策は全ての国民支援、格差助長せず=SF連銀総裁

ロイター / 2020年6月24日 0時42分

米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は23日、「メイン・ストリート」と「ウォール・ストリート」との間に明確な境界線はないと述べ、連邦準備理事会(FRB)の政策は金融業界、および富裕層への支援に偏っているとの見方に反論した。ワシントンのFRB本部で昨年3月撮影(2020年 ロイター/Leah Millis)

[23日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は23日、「メイン・ストリート」と「ウォール・ストリート」との間に明確な境界線はないと述べ、連邦準備理事会(FRB)の政策は金融業界、および富裕層への支援に偏っているとの見方に反論した。

デイリー総裁はCNNインターナショナルに対し「ウォール・ストリート(金融業界)とメイン・ストリート(金融以外の業界)を明確に区別する境界線は存在しない」とし、「金融市場を回復させ、流動性を確保しなければ、金利変更の影響を家計と企業に伝達することができなくなる。FRBの対策で誰もが支援される」と述べた。

株価押し上げにつながっているFRBの政策で格差拡大が助長されているかとの質問に対しては、「そのように判断していない。FRBの最終的な責務は、職に就きたいと考える全ての国民が職に就けるようにすることだ。ただ現在は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)と戦っている。このためFRBは現在、緊急支援を実施している」と述べた。

このほか、人種差別は個人のためにも経済のためにもならないと指摘。人種差別と戦うことは公正なことで、経済競争力のために最善の方策となるとの考えを示した。

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