トランプ氏、コロナ検査削減指示せず 対策本部メンバーが証言
ロイター / 2020年6月24日 2時57分
米トランプ政権の新型コロナウイルス対策本部の主要メンバー4人が23日、下院エネルギー・商業委員会で証言を行い、トランプ大統領から新型ウイルス検査実施件数の削減は指示されていないと述べた。代表撮影(2019年 ロイター)
[ニューヨーク 23日 ロイター] - トランプ米政権の新型コロナウイルス対策本部の主要メンバー4人が23日、下院エネルギー・商業委員会で証言を行い、トランプ大統領から新型ウイルス検査実施件数の削減は指示されていないと述べた。
証言を行ったのは、国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長、食品医薬品局(FDA)のハーン長官、疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド局長、厚生省のジロワー次官補。
トランプ大統領これまでも新型ウイルス検査の拡大が感染者数の増加につながっているとの見解を示していたが、20日にオクラホマ州で行った選挙集会で、検査の実施件数を削減するよう指示したと発言。これについてホワイトハウス報道官は22日、「冗談だった」と釈明した。
この日の証言で4人とも、大統領から検査件数削減の指示は受けていないと述べた。
このほかファウチ氏は、テキサス州、フロリダ州、アリゾナ州を含む一部の州で新型ウイルスの感染が拡大していると指摘。市中感染の増加が背景にあるとし、「これらの州の感染拡大への対応は向こう数週間が正念場になる」と述べた。
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