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ECB、新型コロナの影響続く間は緊急債券購入継続へ=専務理事

ロイター / 2020年11月23日 13時9分

 欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が、通常の経済活動を妨げている限り、ECBは緊急債券購入プログラムを継続すると表明した。仏紙レゼコーのインタビューで述べた。写真は昨年9月、ニューヨークでのロイターのイベントで撮影(2020年 ロイター/Gary He)

[フランクフルト 22日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のレーン専務理事兼主任エコノミストは22日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が、通常の経済活動を妨げている限り、ECBは緊急債券購入プログラムを継続すると表明した。仏紙レゼコーのインタビューで述べた。

ECBは緊急購入プログラムを少なくとも来年6月30日まで継続するとしているが、12月の理事会でプログラムの見直しを行うことをすでに示唆しており、期間延長や対象債券の拡充が見込まれている。

レーン氏は「一定の条件がそろうまで、このプログラムを解除しない。まず、パンデミックが通常の経済活動を妨げることがなくなる必要がある」と語った。

また、現在のロックダウン(都市封鎖)について、経済活動の低下につながるのは「必至」だと指摘。その上で、規制の影響が大きかった春ほど深刻な状況にはならないとの見方を示した。

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