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ドル上昇、イエレン氏財務長官起用で上げ幅縮小=NY市場

ロイター / 2020年11月24日 7時12分

11月23日、ニューヨーク外為市場では、IHSマークイットの11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が好調だったことで、ドル指数が上昇した。写真は米ドル紙幣。5月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[ニューヨーク 23日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、IHSマークイットの11月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値が好調だったことで、ドル指数が上昇した。ただ、午後に入って米大統領選で勝利を確実にした民主党のバイデン前副大統領が財務長官に連邦準備理事会(FRB)のイエレン前議長を起用すると伝わったことを受け、上げ幅をやや縮小した。

終盤の取引でドル指数 は0.18%高の92.482。一時は9月1日以来の安値となる92.013を付けた。

ユーロは対ドルで0.10%安の1.1844ドル。ドルは対円で0.63%高の104.475円。

IHSマークイットが朝方発表した11月の米総合PMI速報値は57.9と、10月の56.3から上昇し、2015年4月以来の高水準を付けた。製造業PMIが14年9月以来の高水準だった。

アクション・エコノミクスのグローバル外為分析部門責任者、ロナルド・シンプソン氏は「IHSマークイットのPMIを受けドルが上昇した」と述べた。

この日は英アストラゼネカが英オックスフォード大学と共同開発している新型コロナウイルスワクチンの臨床試験(治験)の中間結果を発表し、深刻な副作用を起こさず感染を予防できる有効率が約90%だったと明らかにした。これ受けてリスク選好度が上昇したことで、ドルの魅力がやや低下した。

英ポンドは対ドルで0.29%高の1.3322ドル。 ワクチン期待のほか、英国と欧州連合(EU)が通商協定で合意できるとの観測も押し上げ要因となった。

(表はリフィニティブデータに基づいています)

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