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午後3時のドル103円半ば、ポンド急落リスクは後退か

ロイター / 2020年12月23日 15時32分

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の103円半ば。写真は米ドル紙幣などを組み合わせた写真イラスト。2018年6月13日、トロントで作成。(2020年 ロイター/Chris Helgren)

[東京 23日 ロイター] -

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅ドル安/円高の103円半ば。世界中で市場参加者が大幅に減少するクリスマスを控え、主要通貨の動意は乏しかった。

ドルは朝方の高値103.65円から小幅ながらじり安で、午後に103.43円まで下落した。しかし、特段の手がかりはなく、実需を除くと取引も低調。見送りムードの強い状況が続いたという。

他通貨にも大きな動きはなし。アジア株の底堅い展開を受けて豪ドルがやや買われたが、日中の値上がり率は0.3%程度で買い手掛かりとなりそうな話題も見当たらなかった。

英ポンドは138円後半で底堅い動き。欧州連合(EU)離脱との離脱交渉は移行期限の31日が迫っても難航のままだが、交渉関係者から移行期間の延長や交渉を越年させる可能性に言及する声が上がり始めた。市場では「少なくとも物別れで無秩序離脱、という最悪シナリオは次第に薄らいできた」(外銀)との指摘が出ていた。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.42/44 1.2187/91 126.06/10

午前9時現在 103.50/52 1.2184/88 126.14/18

NY午後5時 103.63/66 1.2161/65 126.04/08

(為替マーケットチーム)

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