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世界の株式ファンド、6週ぶりに資金流出 変異株懸念=リッパー

ロイター / 2021年7月24日 5時12分

[23日 ロイター] - リフィニティブ・リッパーのデータによると、7月21日までの1週間で世界の株式ファンドから59億ドルの資金が流出した。流出は6週ぶり。世界的な新型コロナウイルス感染再拡大を巡る懸念を受け投資資金が安全資産に逃避した。

米株式ファンドから104億ドルが流出。一方、アジア株式ファンドには28億ドル、欧州株式ファンドには6億ドルの資金が流入した。

OCBCのアナリストは、新型コロナ変異株「デルタ」による感染再拡大を受け、市場センチメントが悪化した可能性が高いと指摘。「リスク心理が軟化したことで株式から変動の少ない債券に資金がシフトした」と述べた。

株式セクターファンドでは、景気循環セクターである金融株から26億ドル、工業株から14億ドルの資金が流出。一方、ハイテクセクターの流入額は23億ドルと4カ月超ぶりの大きさだった。

国債ファンドの流入額は38億ドル。2月3日までの1週間以降で最大となった。

ただ、リスクの高いハイイールド債ファンドからは20億ドルが流出した。

世界のマネー・マーケット・ファンド(MMF)は55億ドルの資金流入となった。直近5週間では合計1485億ドルが流出していた。

新興国市場ファンドでは、債券ファンドに9億5400万ドル、株式ファンドに3億1800万ドルの資金が流入した。

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