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日経平均は3日続伸、薄商いの中で堅調に推移 米株高が支え

ロイター / 2021年12月23日 15時47分

 12月23日、東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前日の米株高の基調を引き継いで堅調な推移となった。写真は2016年2月、東京証券取引所で撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続伸した。前日の米株高の基調を引き継いで堅調な推移となった。ただ、クリスマス・年末休暇前で薄商いの上、後場にかけて上げ幅を拡大し、高値引けとなった。東証1部の売買代金は、今年3番目の少なさだった。

日経平均は、米株高を好感して続伸で寄り付いた。買い一巡後、午前中は小動きに終始したが、後場に入って徐々に上げ幅を拡大し、高値で引けた。

米国で経口治療薬の緊急使用が承認され、新型コロナウイルスを巡る警戒感がいったん和らいだほか、米株価主要3指数の先物や中国株、香港株がいずれも小幅ながらプラスで推移したことも、投資家に安心感を与えた。

市場では「主要国の中銀会合といった年内の大きなイベントを通過し、年末モードになってきた。オミクロン株への懸念は根強いが、まだ過度に警戒する局面ではないだろう」(三木証券の北澤淳商品部投資情報グループ次長)との声が聞かれた。

TOPIXは0.91%高で取引を終了。東証1部の売買代金は1兆8853億4700万円で、2日連続で2兆円を下回った。東証33業種では、鉱業、空運業、海運業など30業種が値上がりした。一方、値下がりは医薬品、パルプ・紙、小売業の3業種だった。

東京エレクトロンやリクルートホールディングスが堅調で、2銘柄で日経平均を約55円押し上げた。トヨタ自動車やソニーグループといった主力株も総じてしっかりだった。

一方、エーザイが大幅に反落。東証1部の値下がり率トップとなり、日経平均を約23円押し下げた。米社と共同開発したアルツハイマー病新薬について、厚生労働省の専門部会が有効性の判断は困難としたことが嫌気された。ファーストリテイリングもさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がり1421銘柄(65%)に対し、値下がりが646銘柄(29%)、変わらずが117銘柄(5%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 28798.37 +236.16 28703.01 28,640.15─28,798.37

TOPIX 1989.43 +17.92 1980.88 1,978.13─1,989.43

東証出来高(万株) 81350.00 東証売買代金(億円) 18853.47

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